TaskAgentは、Dropboxで同期できるシンプルなタスクリスト管理アプリだ。TaskAgentで作成し、Dropboxに保存したリストは、汎用的なテキスト形式(.txt)なので、パソコンからテキストエディタで編集することも可能だ。TaskAgentを利用するには、Dropboxのアカウントが必要なので、まだアカウントを作成していない場合は先に作成しておこう。
TaskAgentを起動して最初にすることは、Dropboxとの連携を設定することだ。画面の指示に従って連携作業を完了すると、Dropbox内に「TaskAgent」というフォルダが作成される。パソコンからテキストファイルを編集する際には、このTaskAgentフォルダ内のファイルを開く。リストは複数作成できる。新しいリストを作成するには、画面右下の「+」をタップする。新しいリストの名前を入力すると、それがテキストファイルの名前にも反映される。
ファイル自体を開いてみると、何の変哲もないテキストでタスク項目が並んでいる。各タスクの先頭には「-」(ハイフン)と半角スペースがあり、終了した項目の先頭には「x」と半角スペースがあるだけだ。しかし、このファイルをTaskAgentで見ると、美しく見やすいタスクリストとして表示され、項目の並び替えや終了した項目へのチェックマークの追加などが、ドラッグやスワイプで可能となる。一度にたくさんの項目を入力したい場合は、パソコンでファイルに直接入力し、並べ替えはTaskAgent上で行うという使い方もできるのが便利だ。
「Settings」→「Tasks」でタスクの下にノートとして、日付や時刻を自動的に入力するように設定できる。また、新たに作成したタスクをリストの一番上に、終了したタスクをリストの一番下に移動するように設定することもできる。TextExpanderやEvernoteとの連携もSettingsページ内で設定する。作成したリストは、テキストとしてコピーしたり、メールで送信したりできるほか、Evernoteに送信したり(ノートブックの指定可)、DropboxのタスクリストへのリンクをTwitterでつぶやいたりすることも可能だ。これらの機能は、タスクリストのバックアップとして利用したり、仲間や同僚とタスクを共有するのに利用したりすると便利だ。
タスクリストは1つのみ、連携先はDropboxのみの無料版TaskAgent oneもある。無料版とはいえ、複数のリストが必要なければ十分実用的だ。
>>「TaskAgent」のダウンロードはこちらから
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