AppleがFacebookを「iOS」の中心部に組み込もうとしている今、同社の音楽向けソーシャルネットワークはどこに収まるのだろうか。新しい記事によると、収まりどころがなく、それゆえ「iOS 6」が発売されれば廃止されるだろうという。
All Things Digitalは「Appleに近い情報筋」の話として、Appleが「iTunes」の次期メジャーリリースを公開する時点で同社の「Ping」は存在しないであろう、と記事に書いている。
Appleの音楽向けソーシャルネットワークPingは「iTunes 10」内でローンチされ、過去数年間における同社の失敗の1つと広く考えられている。Pingを使うと、ユーザーは楽曲とアルバムをフィードに投稿できる。他のユーザーはそのフィードを購読し、デスクトップやiOSデバイスのiTunes内で表示できる。
Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は、2012年5月に行われたD10カンファレンスでのインタビューで、この件について質問されたくないことを認め、同社の顧客はこのサービスをつまらないと感じていると述べた。
「われわれはPingを試しにやってみたが、顧客はあまり力を注ぐべきものではないと反応しているように思う」とCook氏は述べ、それは必ずしも、消滅したApple製品のリストにPingを加えることを意味しないと付け加えた。「廃止するかどうかわからない。これから考える」(同氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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