Appleが「iOS」で複数世代前のハードウェアのサポートを止めるのは珍しいことではない。そして、初代「iPad」と第3世代の「iPod touch」がサポート対象外になるとうわさされている。
「iOS 6」と「Mac OS X 10.8(Mountain Lion)」の開発者向けリリースの完全なリストを持っていると主張するWeiPhoneのフォーラムの投稿によれば、AppleがiOS 6のベータ版を公開するのは、米国時間6月11日にサンフランシスコで開催されるWorld Wide Developers Conference(WWDC)になるとの見込みであるが、その際両デバイスが、AppleのモバイルOSの最新バージョンでサポートされないものの中に入っているだろうという。「iPhone 4」「iPhone 4S」「iPhone 3GS」、そして第4世代「iPod」、2世代分の「Apple TV」はサポート対象に含まれるようだ。
しかし、同フォーラムのリストは不完全であるか、Appleが対象のデバイスへのリンクを作成していない可能性がある。既存のリンクをクリックすると、セッションの有効期限が切れているというメッセージが出てくるだけだ。
iPhone、iPad、iPod touch、Apple TVを強化するソフトウェアの新バージョンでは、地図アプリケーションが刷新され、Googleが先週デモを行ったものと似ている3Dの機能を備えると期待されている。またAppleは、今までのところ「iPhone 4S」でのみ使えている人気の音声アシスタントソフト「Siri」を、同社の最新のタブレットのユーザーも利用できるよう追加するだろうといううわさもある。
iOS 6では、Facebookの統合も期待されているが、それにより、アプリ開発者はより簡単な方法でユーザーにFacebookアカウントでログインさせることができるようになるだろう。おそらく、アプリからいったん抜けてFacebookのアプリに切り替えるという現状での操作は行わなくて済むだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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