Googleの超高速通信サービス「Google Fiber」のIPセットトップボックスが米国連邦通信委員会(FCC)のウェブサイトに掲載されている。Wi-Fi、USB、Ethernet、HDMI入出力端子を備え、有線と赤外線通信に対応するものだ。米国時間6月5日、Engadgetが報じた。
これはおそらく、Googleによるブロードバンド接続が消費者に提供される日が近いということだ。
FCCのウェブサイトに掲載されたのは、「GFHD100」に貼付されるラベルの写真で、Google Fiberのロゴがはっきりと写っている。また、デジタルセットトップボックスを製造するHumaxの名で提出されたテストレポートも掲載されている。Engadgetによると同製品はVerizonのFiOSに似ているという。
Googleの広報担当者は同製品に関する質問に対し、「Google Fiberをカンザスシティでサービス開始する時点でどのようなプロダクトのラインアップとするかはまだ検討中であり、現時点で発表することはない」とコメントした。
Googleは、この「超高速」ブロードバンドネットワークの計画を2年前に発表。2012年に入ってからはカンザスシティで光ファイバー回線の敷設を開始するという計画を発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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