Microsoftは「Bing」の検索結果ページについて、3列で構成される新しいデザインを採用する計画の概要を5月に発表し、新デザインではFacebook、Twitter、LinkedIn、さらにはGoogle+など、ソーシャルメディア上の友人が投稿した内容も見られるようになると説明していた。同社は米国時間6月1日、この新デザインを米国のユーザーに公開した。
新しいデザインとなったBingのトップページも米国内のユーザーに公開された。毎日更新される背景画像が大きくなり、写真画像のタイルが追加されている。
3列で構成される新デザインでは、簡素化された「Metro」風の検索結果があり、2列目に「Bingによって編集された」検索結果のリスト(この列は「Snapshot」と呼ばれる)、そして3列目の「Sidebar」列には、(Bingにサインインして、利用しているソーシャルネットワークとBingを連携させている場合に)自分の友人やインフルエンサーがソーシャルメディアに投稿した内容の検索結果が表示される。
MicrosoftはSnapshotについて、次のように説明している。
「ここには地図やレビューなどの情報に加えて、すぐにアクションを起こすための方法が表示されるため、レストランの予約やホテルの宿泊料金の確認が素早く簡単にできるようになった。Snapshot機能では、レストランの予約、ホテルのレビュー、映画の予告編や上映時間、地図をはじめ、さらに多くの情報を検索体験に組み込んで提供する。アクションを起こすために必要なあらゆる情報を1カ所で提供するため、作業を片付けるのに複数のサイトを訪問する必要がなくなる」
Microsoftは過去数カ月にわたり、トップページや検索結果ページのさまざまな新デザインを(事前に通知することなく)ユーザーの間でテストしてきた。米国外のユーザーに新しいデザインを公開するのか、公開するとすればいつになるのかについて、同社は現時点でまだ何も明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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