スパム着信を報告してきた「Google Voice」ユーザーは、これまでの努力が報われることになる。
Googleは米国時間7月12日、Google Voice Blogで次のように発表した。「スパム着信を報告している数千人ものGoogle Voiceユーザーの協力、そしてGoogle独自のスパム識別ツールによって、われわれのデータベースに登録された番号については、電話、テキストメッセージ、ボイスメールを自動でユーザーのスパムフォルダに直接リダイレクトできるようになった」
スパムのフィルタリングは、以前からGoogle Voiceユーザーが望んでいた機能だ。これまでは勧誘業者から電話がかかってきた場合、ユーザー側で番号をブロックすることはできたが、同じ番号から勧誘電話を受けている可能性がある他のユーザーにこの情報が生かされることはなく、そのためこの機能は解決策として中途半端なものになっていた。今回の新機能によって、フィルタリングオプションを適用しているユーザーにはこうした電話がつながらなくなるはずだ。
電子メールを使っていれば分かるように、スパムフィルタは時に誤った判断を示すこともある。この問題に対処するため、ユーザーが自分のGoogle Voiceのスパムフォルダをチェックし、誤ってスパムに分類されている番号がないか確認できるようにしたと、Googleでは説明している。誤ってスパムに分類されている番号が見つかった場合、アプリケーションの「Not Spam」ボタンをクリックすることでブロックを解除できる。
Google Voiceの新たなスパムフィルタ機能はすでに利用可能になっている。この機能を有効化するには、「Calls」タブで「Global Spam filtering」のボックスにチェックを入れればいい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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