Lenovoの事業計画に詳しい情報筋によれば、同社はIntel製プロセッサを搭載した2番目のスマートフォンとなる「K800」を、5月最終週に中国で発表する予定だという。
K800は、1.6GHzの「Atom」プロセッサと動作クロック400MHzのグラフィックスチップを搭載している。また、解像度720×1280の4.5インチディスプレイを搭載し、中国市場向けに「Android」をベースとした「Lenovo LeOS」のユーザーインターフェイスを採用している。
そのほか、HDMI出力、近距離無線通信(NFC)をサポートし、対応するHDテレビに動画をストリーミングできるIntelのワイヤレスディスプレイ技術を採用している。
K800はChina Unicomのネットワークを利用し、HSPA+に対応する。
Intel製プロセッサを搭載した初めてのスマートフォンは、Lava Internationalが4月にインドで発売した「XOLO X900」で、K800はそれに続く機種となる。
また、これから数週間ないし数カ月のうちに、Orange、Motorola Mobility、およびZTEからIntel製プロセッサ搭載のスマートフォンが発売される見込みだ。
世界最大のプロセッサメーカーであるIntelは、プロセッサの設計と製造における重点を、スマートフォンやタブレットなどの小型デバイスに移そうとしている。このような小型デバイスの市場において、同社の存在感は無きに等しい。
なお、K800の価格は明らかになっていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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