写真を「iPhone」からコンピュータに移すプロセスは面倒ではないだろうか。Bumpがその答えを用意したと述べている。
Bumpが提供するアプリは、モバイルデバイス間での連絡先と写真の交換を可能にし、9000万回以上ダウンロードされてきた。同社は米国時間5月24日午前、最新のツールを発表した。それは、「iOS」または「Android」デバイスをコンピュータのスペースバーに軽くぶつけるだけで、デバイス内の写真をコンピュータに転送するツールだ。
Bumpの最高経営責任者(CEO)であるDave Lieb氏によると、この新機能のポイントは、ソフトウェアをコンピュータにインストールする必要がないことだという。代わりに、「Chrome」「Firefox」「Safari」といったユーザーのブラウザとBumpモバイルアプリを通じて機能する。ユーザーはBumpのウェブサイトとアプリをロードしたあと、転送したい写真を選択して携帯端末をスペースバーに軽くぶつける。それらの写真がすぐにコンピュータに表示される。
コンピュータに表示された写真については、2つのオプションがある。1つは、写真をコンピュータのハードドライブにダウンロードするオプション。もう1つは、共有可能なリンクを写真に作成するオプションだ。Lieb氏の説明によると、これにより、イベントでさまざまな写真を撮った後、写真をコンピュータに素早く転送し、イベントの参加者全員にリンクを送ることが容易になるという。
この新しいツールは、Bumpがこれまで行ってきたのと同様の方法で機能する。このツールは、アプリケーションが実行されているときに双方のデバイスのロケーションを関連付ける。そして、このツールの場合には、スペースバーが押された時点で、モバイルデバイスに保存されている写真をBumpがホストするウェブサイトに転送するものとして認識する。
Bumpが提供する既存のiOSおよびAndroid向けアプリを使用しているユーザーは、このサービスを機能させるために、最新のアップデートをダウンロードする必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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