TwitterとFacebookの両方訪問する人は商品購入時の情報収集が活発

 ビデオリサーチインタラクティブは、ウェブサイト接触状況データとパネルアンケートデータを組み合わせたサービス「WebPAC2」を活用し、TwitterとFacebookの重複訪問状況や、その訪問パターン別の特徴についてまとめたデータを公開した。

 集計期間として設定した 2012年3月度のTwitterのPCサイトへの訪問者数は推定1430万人で、Facebookの訪問者数は推定1130万人、そして両サイトのいずれかに訪問したのは推定1843万人。両PCサイトとも訪問しているのは推定717万人とし、両サイトいずれかの訪問者のうち、約4割が双方とも訪問しているとのこと。

  • Twitter 、Facebookアクセス状況基本指標とTwitter、Facebook 訪問者の重複状況

  • Twitter、Facebook 重複接触状況(性年代別)

 次に「WebPAC2」アンケートデータより、インターネットに対する意識や商品購買時の意識など両サイトへの訪問パターン別のプロフィール分析を実施。その結果、各項目ともに「両サイトとも訪問者>どちらかのみ訪問者>両サイトも非訪問者」という傾向があるという。重複訪問者のスコアが、非訪問者のスコアを大きく上回った項目は以下の通り。

・PCのインターネットは自分の生活に無くてはならない:60.6% (非訪問者:36.6%)
・PCのインターネットは話題や関心を共有するのに役立つ:39.5% (同:22.1%)
・PCのインターネットの利用時間が増えた:44.5% (同:29.0%)
・買物の際、事前にカタログやパンフレットで調べる方だ:50.4% (同:36.7 %)
・購入検討時にネットで商品のスペック、仕様、材料などを調べる:52.4% (同:38.3%)
・購入検討時に販売/評価サイト上で他のユーザーの感想を調べる:59.1% (同:41.2%)
・購入検討時にネットで複数ショップの価格を比較する:42.7% (同:30.2%)
 
キャプション
訪問パターン別の買い物などに対する意識

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