Twitterは米国時間5月17日、ユーザー自らが興味を持っている分野のアカウントを見つけてフォローするのに手間取っていることに着目し、新機能を発表した。
同社ブログによると、一部の国のユーザーを対象に「おすすめユーザー」をパーソナライズ化する試験を開始したという。現行のTwitterでは、新しく登録したユーザー全員に対し、フォローすべきユーザーとしてほとんど同じ提案を表示している。
試験の第一弾では、新規ユーザーに対し、Twitterが推奨するアカウントのリストを表示するとともに、それぞれのアカウントのツイートをタイムラインに表示した状態にする。新規ユーザーはアカウントを作成する際、新たに「最近閲覧したウェブサイトを基にカスタマイズする」というオプションを選択できるようになる。
また現行ユーザーにもパーソナライズ化された「おすすめユーザー」を表示するという。現行のユーザーの「設定」画面上には、「おすすめユーザーのカスタマイズ」という項目が現れ、ここで「最近閲覧したウェブサイトを基にカスタマイズする」ことを選択できる。この機能は無効にすることも可能だ。
Twitterは、Twitterボタンやウィジェットを設置したサイトからユーザーの閲覧情報を受け取っている。ここから人気サイトを訪問する人がよくフォローするアカウントを抽出し、過去10日の間に同じサイトを訪問した他のユーザーにこれらのアカウントを推奨する仕組みになっているという。
「おすすめユーザー」のカスタマイズを希望しないユーザーは、機能を無効にすることで情報の提供も中止できる。
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