広告の手段として、Twitterのモバイルプラットフォームは同社のウェブサイトに大きく近づこうとしている。マイクロブログサービス大手のTwitterは米国時間2月28日、「iPhone」および「Android」向けモバイルアプリのTwitterタイムラインに、「プロモ商品」版のツイート、アカウント広告を表示することを発表した。
Twitterは28日のブログ投稿で、「TwitterはPromoted Productsをモバイルユーザーにも提供できるよう大きな進化を遂げようとしている」と述べた。「これにより、興味を持っているブランドから、有益なツイートが届けられているかどうかを確認できる」
28日まで、Twitterのモバイルユーザーは限られた広告を検索機能で確認するだけだった。しかし今回、プロモトレンドやプロモツイート、プロモアカウントがTwitterのウェブサイトと同じく表示されるようになり、人々は自分がフォローしているブランドのプロモツイートやプロモアカウントをタイムラインで閲覧できる。ユーザーがスクロールすると、「プロモツイートはタイムライン上のほかのツイートと一緒に流れていく」という。
Twitterが同社のウェブサイトに初めて広告を導入したのは約2年前のことで、それ以来、さまざまな新機能を順調に公開してきた。ほんの数週間前には、TwitterはAmerican Expressとのプロモーション提携により、3月から膨大な数のセルフサービス型広告を掲載すると発表している。
AllThingsDによれば、マーケッターが広告を購入する際、2種類の別々の商品を買うのではなく、ウェブとモバイルの両方でプロモーションを展開できるようになるという。現在のところ、広告が表示されない唯一のデバイスは「iPad」だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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