LightSquaredは米国時間5月14日、破産を申請した。Bloombergが報じた。
LightSquaredは、4G LTEサービスの中立的な卸売企業として設立され、業界にさらなる競争をもたらし、提携先としての新たな選択肢を企業らに提供することを目的としていた。
LightSquaredは、声明において、今回の手続きを通して通常業務を継続する一方で、同社4G LTEネットワークの構築を依然計画していることを明らかにしている。
LightSquaredの暫定最高執行責任者(COO)で最高財務責任者(CFO)も務めるMarc Montagner氏は、「われわれの事業価値を維持し、業務継続を確実にするため、申請が必要だった」と述べている。「米連邦破産法第11章を自主的に申請した意図は、4G無線ネットワークの構築を可能にする規制プロセスを通して作業することを継続するため、LightSquaredに十分な猶予を与えることにある」(Montagner氏)
最終的にLightSquaredは、同社が計画している無線ネットワークがGPS機器と干渉する可能性があるという懸念について、GPS業界の理解を得るため多くの手段を講じたものの、克服するには至らなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)