世界最大規模のソーシャルネットワークであるFacebookの新規株式公開(IPO)は今週後半に実施される予定である。しかし、ある新しい報道によると、投資家らからの応募受付というこのプロセスにおける最大の要素が、予定よりも早く終了する見込みであるという。
Bloombergはある情報筋の話として、Facebookは、同社のIPOに対する応募受付を早ければ15日にも停止する計画であると報じた。Facebookは当初、17日に応募受付を終了する予定だったが、予想を上回る応募を受けて予定をやや前倒しにしているという。
Facebookは先週、米国中で投資家説明会を開催した。企業はIPOに先立ち、自社への投資を検討する人々の関心を引き付けることを目的として説明会を開催する。これらの投資家らは、企業の将来的な成長の可能性に対する自身の見解に基づいて、その企業に投資するべきかどうかを判断する。投資家らの関心をうまく引き付けられない企業もあれば、容易に引き付ける企業も存在する。Bloombergの情報筋によると、Facebookにとってはこれが容易であったという。
Facebookは、今週後半の株式公開時の同社株価を28〜35ドルとする予定である。株価がその範囲の上限となった場合、同社の評価額は960億ドルにのぼることになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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