Diggが身売りを交渉中といううわさが、再び流れている。Diggは、ほかのユーザーやメディア企業がウェブに投稿した記事の順位を、ユーザーが投票で決められるサービスを提供する。
The Next Webによると、The Washington PostがDiggに関心を抱いているという。
The Next Webは「複数の情報筋による話」として、Diggの身売り先としてThe Washington Postが浮上しており、同サイトがWaPo Labsグループに組み込まれるだろうと報じている。WaPo Labsグループは現在、Facebookアプリケーションの「Social Reader」など、独自のソーシャルニュースプロジェクトを提供している。
情報に精通した読者なら、これが大企業によるDigg買収に関する一連の報道の最新ニュースであることに気づくかもしれない。元米国副大統領のAl Gore氏が提示した1億ドルの買収提案が実現していれば、DiggはGore氏のCurrent Mediaの一部になっていただろう。また、Googleによる2008年の買収提案は結局実現しなかったが、Diggの価値を約2億ドルと見積もっていた。一部報道によると、Googleは最終段階になってその買収案件から手を引いたという。当時、Microsoftと未確認のメディア企業2社もDiggの買収を検討しているとうわさされた。
更新情報:TechCrunchが、Washington PostがDiggチームを雇い入れたものの、「サイトや技術」を買収したわけではないと報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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