パナソニックは5月10日、モバイルノートPC「Let's note」の2012年夏モデルとして店頭向け2シリーズ、法人向け1シリーズ、直販モデル3機種を5月18日から発売すると発表した。
店頭向けモデルは、フルHD対応の15.6インチワイド液晶を備えた「B11シリーズ」と、10.1インチワイド液晶を備えた「J10シリーズ」の2シリーズをラインアップしている。B11シリーズは「CF-B11YWADR」とOffice搭載の「CF-B11YWHDR」があり、いずれもCPUにCore i7-3615QM(2.30GHz)を採用している。
本体左側にUSB 3.0ポート×2基、右側にUSB 2.0ポート×1基を装備しており、電源オフ時にUSB 3.0ポート(1ポートのみ)からスマートフォンへ高速給電ができる機能を有している。重量は約1.895kgで、バッテリ駆動時間は約6時間。本体バッテリに1時間で約80%の充電が可能な急速充電にも対応する。そのほかの主なスペックは、4Gバイトメモリ、640GバイトのHDD、スーパーマルチドライブなど。
J10シリーズは、ハイパフォーマンスモデルの「CF-J10YYBHR」と「CF-J10YYNHR(Officeモデル)」、スタンダードモデルの「CF-J10XYAHR」と「CF-J10XYPHR(Officeモデル)」が用意されている。主なスペックは、ハイパフォーマンスモデルがCore i5-2450M(2.50GHz)や128GバイトのSSD、スタンダードモデルがCore i3-2350M(2.30GHz)や320GバイトのHDDなど。
共通機能として、高速モバイル通信のWiMAX、高速転送(UHS-I)対応のSDメモリカードスロット、電力消費を抑える「ピークシフト制御ユーティリティソフト」、HDMI出力端子、ネットワークをスムーズに切り替えられる「ネットセレクター3」、各種設定やよく使う機能に素早くアクセスできるユーティリティ「ダッシュボード」を装備している。
ハイパフォーマンスモデルでは、最短約9秒で起動する「クイックブートマネージャー」も搭載している。重量とバッテリ駆動時間は、ハイパフォーマンスモデルが約1.205kg(ジャケット非装着時約0.99kg)で約12.5時間。スタンダードモデルが約1.185kg(ジャケット非装着時約0.97kg)で約7.5時間だ。
法人向けとしては、15.6インチワイド液晶を備えたB11シリーズの「CF-B11YWCYS」がリリースされた。主なスペックは、Core i7-3615QM、4Gバイトメモリ、640GバイトのHDD、スーパーマルチドライブなど。店頭向けと同じくUSB 3.0ポート×2基、USB 2.0ポート×1基を装備し、電源オフ時にスマートフォンへ高速給電ができる機能も搭載している。重量は約1.91kg、バッテリ駆動時間は約8時間となっている。
直販モデルは、J10シリーズの「CF-J10 ハイパフォーマンスモデル」、B11シリーズの「CF-B11 プレミアムエディション」と「CF-B11 ハイパフォーマンスモデル」が用意されている。プレミアムエディションでは8Gバイトメモリ、256GバイトのSSD、BDドライブ、Bluetooth 4.0。ハイパフォーマンスモデルでは750GバイトのHDD、BDドライブ、Bluetooth 4.0などを搭載している。
ベーシックカラーの4色(シルバーダイヤモンド、ライブブルー、プレジャーレッド、キュリオスピンク)に加え、プレミアムカラーのジェットブラックを合わせた、合計5色のカラー天板も選択できる。販売価格は、CF-J10 ハイパフォーマンスモデルが15万5950円から、CF-B11 プレミアムエディションが28万4250円から、CF-B11 ハイパフォーマンスモデルが19万6700円から、となっている。
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