米国時間5月7日、ルイジアナ州ニューオーリンズで開催されているInternational CTIA WIRELESS 2012において、サムスンとQualcommは「Alliance for Wireless Power」(AWP)の設立を発表した。同団体は業界内の対話を醸成するとともに、製品の検査技法を開発したり、認証や法的準拠のためのプロセスを策定することで「ワイヤレス給電テクノロジの世界的な標準化を促進する」という目的を持っている。
無接点充電の国際標準規格化団体であるWireless Power Consortium(WPC)が提唱している「Qi」テクノロジとは異なり、AWPが取り組む製品は非金属表面を経由した電力転送を可能にするものとなる。同団体は、Bluetoothヘッドセットに始まり、より電力消費の激しいタブレットのような機器に至るまでを、テーブルや自動車のダッシュボードに内蔵した単独のユニットで給電できるようにすることを目標としている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス