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SNSプロモーションの現場

Twitterはお客様からの小さな声を届けてくれる--タワーレコード

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 東京の渋谷、新宿など、全国に89店舗のCDショップを展開するタワーレコード。ソーシャルメディアの黎明期からmixiをはじめTwitter、Facebook、YouTubeなどの各種メディアをプロモーションとマーケティング活動に積極的に活用している。同社のSNSとの関わりや取り組み方法などを、CRM推進室ソーシャル・マーケティング担当部長の宮崎清志氏に伺った。

夏フェスの情報発信ツールとしてSNSの利用をスタート

--御社でSNSを企業プロモーションに活用し始めた時期と当初の目的を聞かせてください。


タワーレコード CRM推進室ソーシャル・マーケティング担当部長の宮崎清志氏

 2008年の夏からソーシャルメディアの運用を少しずつ始めました。弊社では毎年夏フェス会場で商品の販売や会員登録キャンペーンをしているのですが、その中で音楽ファンの方々に向けてもう一歩踏み込んだブランドコミュニケーションができないかと思っていました。何ができるかと考え、まずはソーシャルメディアで何かをやってみようという感じで始めました。

--具体的にはどのような活動を?

 最初は夏フェスの出演者であるアーティストのメッセージや楽屋で収録したコメント、さらに来場者にインタビューをした動画などを、その場でYouTubeにアップロードし、mixiとのタイアップで立ち上げた「夏フェスコミュニティ」や夏フェスブログで公開しました。

 夏フェス会場で音楽ファンとの接点を作り、さらに夏フェスのライブ感やエネルギッシュさをその場にいないユーザーにも伝えることで、音楽ファン交流の場を提供しました。

-- 初期の段階ではTwitterを利用していなかったのですか。

 Twitterに関しては、2008年の夏時点でまだそれほど流行っていなかったので、当時はトライアルという形で各ステージの実況を発信する程度でした。本格的にTwitterを活用し始めたのは2009年の秋ぐらいからですね。以降の目的はブランドコミュニケーションというよりも情報発信に近いかたちに変わりました。

--Twitterの利用目的が変わったのはどのような経緯があるのでしょうか。

 2009年秋にTwitterが流行り始めたころ、当時取締役だった社長や一部の店舗が独自にTwitterで情報発信を始めたんです。

 それまでCDショップは、音楽の情報発信基地みたいな役割を担っていたんですが、インターネットが普及してくる中で、店頭で情報を得るという価値自体が低下してしまうという危機感がありました。それは社長も店舗スタッフも同様で、新譜のリリースやインストアイベントといった情報を音楽ファンに対して広く発して店頭に足を運んでもらわなければならないと考えていた。その中でTwitterに流れ着きました。

 Twitterは無料で手軽に始められる。そうした流れに端を発して2009年秋には、企業として戦略的に取り組もうと社内でのソーシャルメディアの活用が本格化しました。

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