あなたの上司がこんな言動をしてきたら--上司が決してすべきでない6つの言動

Toni Bowers (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎2012年04月26日 07時45分

 この記事では、上司がプロフェッショナルな振る舞いを逸脱していないかを判断する、6つのポイントを説明する。

 Allison & Taylorの雇用問題の専門家が、あなたの上司がプロフェッショナルな振る舞いの域を超えたかどうかを判断できる、便利な基準について教えてくれた。

 Allison & Taylorによれば、以下のような場合、あなたの上司は越えてはならない一線を踏み越えている。

 1.他の従業員の前で、あなたの給料について言及する。これはプライベートで秘密の情報であり、公の情報ではない。他の従業員はあなたがいくらもらっているかを知る必要はないし、これは、その話がどんな文脈のものであっても同じことだ。上司が「君にはもっと給料を出すべきだな」と言ったのであろうと、「君は給料をもらいすぎだ」と言ったのであろうと、この種のコメントはスタッフ間での感情のもつれにつながる。給与額の情報が知られることは、他の従業員に対するあなたの地位を脅かす。他の従業員はあなたがわずかな金のために喜んで働くと考え、あなたはさらに稼ぐチャンスを失ってしまうかもしれないし、あなたが給料をもらいすぎていると思うかもしれない。

 2. 他の従業員の面前であなたを叱りつける。これは一種のいじめであり、決して許されない。あなたは話し合いに値する間違いや過失を犯したのかもしれないが、よい雇用主はこの問題をプロフェッショナルな態度で、また他人の目がないところで扱うことができる。よい上司は、「こんなに簡単な仕事、誰にでもできるはずだろう」などと言って、あなたのスキルを侮辱したりしない。

 3.不合理な期待を持つ。マネージャーはどのような仕事の成果を期待しているか明確に知らせなくてはならず、必要に応じて従業員を支援しなくてはならず、プロジェクトに対して合理的な期限を設定しなくてはならない。これは、微妙な問題になり得る。おそらくどんな従業員も、時には不可能な仕事を与えられていると感じることがあるからだ。しかし、もしあなたが常に不合理な要求を受けているのであれば、はっきり抗議する必要がある。これは、コミュニケーションの問題から起きている可能性がある。あなたが泥沼にはまっているのは、単に指示が明確でないというような単純な理由かもしれない。あるいは、マイクロマネジメントが問題かもしれない(この場合、上司はあなたが仕事をこなせると思っているはずであり、一人で仕事をやらせて欲しいと伝えればよい)。ただし、上司と話すときには、礼儀正しく、対立的にならないように十分注意すること。

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