Mozillaは、2年以上にわたってサポートしてきた「Firefox 3.6」に対するアップデートの提供を2012年4月24日付けで終了すると発表した。Firefox 3.6は、Mozillaが2011年にFirefox 4のリリースを機に導入された高速リリースサイクルに踏み切る前にリリースされた最後のレガシーブラウザとして知られている。
駆け込みでのセキュリティパッチがリリースされなければ、3月にリリースされたFirefox 3.6.28が、3.6シリーズの最後のアップデートとなる。Mozillaは企業や大学といった組織に対して、年1回でのアップデートが可能になる「Firefox Extended Support Release」を利用するよう推奨している。なお、Firefox 4の延長線上にある最新バージョンのFirefoxは、6週間ごとにアップデートされている。
またMozillaは、「Windows XP Service Pack 1」以前のバージョン(「Windows 2000」を含む)が稼働しているコンピュータ上でのFirefoxのサポートを、「Firefox 13」がリリースされる6月で終了することも明らかにしている。これにより、Windows XPユーザーは少なくともSP2にアップグレードする必要がある(ただし最新のサービスパックはSP3である)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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