Googleは米国時間4月12日、第1四半期決算(3月31日締め)を発表し、利益が予測を上回り好調だったことを明らかにした。ただし、売上高はわずかに下回った。
同社は、2対1での株式分割に関する提案を承認したことも発表したが、創設者であるLarry Page氏とSergey Brin氏が統括する体制を維持する。
同社は、トラフィック獲得コスト(TAC)を除いた第1四半期売上高が81億4000万ドル、利益が28億9000万ドル(1株あたり8.75ドル)だったと発表した。TACを含む第1四半期売上高は、106億5000万ドルだった。非GAAP利益は、1株あたり10.08ドルだった。
ウォール街では、TACを除いたGoogleの第1四半期売上高が81億5000万ドル、利益が1株あたり9.65ドルになると予測していた。
クリック単価(CPC)率は前年同期から12%減少した。この減少率は予測よりも大きく、モバイルおよびタブレットのトラフィックの増加によるものと思われる。
全体的には、同社は今後の展望は明るいとした。同社の最高経営責任者(CEO)を務めるLarry Page氏は声明で、同四半期を「素晴らしい」とし、24%増加した売上高と、「Android」「Chrome」「YouTube」の勢いを称えた。
第1四半期の主な数値を以下に示す。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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