Googleは、世界中の美術作品をオンラインで公開する取り組み「Google Art Project」の規模を大幅に拡大したことを発表した。
今回の規模拡大で最も注目すべきなのは、ホワイトハウスの139点の美術品が追加されたことだ。ファーストレディー執務室は米国時間4月3日、プレスリリースでGoogleとの提携を発表した。
大統領夫人のMichelle Obama氏はホワイトハウスの所蔵品をGoogle Art Projectに追加したことを発表する動画の中で、「ホワイトハウスは単に大統領の家族の家や世界の指導者との会見場所というだけではない。ここは、すべての人に対して開かれるべき『人民の家』としても知られている。われわれが、若い人たちや兵士の家族、あらゆる年代の米国人をホワイトハウスに招くことを優先しているのはそのためである」と述べた。
ほかの注目すべき美術作品コレクションには、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンの国立美術館、フランスのベルサイユ宮殿といった名所の所蔵品が含まれる。しかし、モナリザの微笑を見ることは、まだ期待してはいけない。現時点で、パリのルーブル美術館は同プロジェクトのコレクションに含まれていない。
同プロジェクトは9カ国の17の美術館との提携の下、2011年2月にスタートしたが、現在、その規模は40カ国の151の美術館に拡大している。
ユーザーは自分で実際に見たことのある美術作品、お気に入りの芸術家、芸術時代などの基準で独自のコレクションを作成し、自らの体験をパーソナライズすることができる。
Googleのブログ投稿で発表された主な最新情報には、以下のものが含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」