LikePassは4月10日、iPhoneアプリ「LikePass」の提供を開始した。App Storeにて無料でダウンロードできる。利用にはFacebookのアカウントが必要だ。
LikePassは、CDアルバムのジャケットやスイーツ、スポーツ選手など、さまざまなテーマのチャンネルを用意し、そのテーマに沿った写真を投稿したり、投稿された写真に対して気に入った場合「Like」、そうではない場合に「Pass」を投票したりできる。
LikeもしくはPassはフリック操作で行える。1つの写真に対してどちらかを選択すると、新たな写真が表示される。これを繰り返すことで、ユーザーは自分のお気に入りの画像を「My Like」として一覧で閲覧できるようになるほか、ユーザーのLike数をもとにしたランキングがリアルタイムで作成されていく。チャンネルは、ローソンHMVエンタテイメントやJリーグが協力するものをはじめとして10以上をラインアップする。
ランキングでは、ユーザーがLikeかPassを選択した写真だけを表示する。一度選択した画像は次回以降現れることがないため、フリック操作1つで投票できる仕組みとあわせて投稿の活性化につながると見込む。
LikePass代表取締役CEOの中村武士氏は、これまでリクルートでホットペッパービューティーなどに関連するウェブサービスを手がけてきた人物。ある時、美容室のスタイルコンテストを実施し、4500件以上のスタイルを集めたことがあったが、すべてのスタイルに投票できる仕組みを作れなかったという経験を持つ。その際に「みんなのLikeを集める仕組みを作れば、よりみんながクリエイティブな投稿ができるようになるのでは」と考えたのがLikePass提供のきっかけになったのだという。
同社では今後、AndroidアプリやPC向けサービスも提供する予定。将来的にはチャンネルのスポンサーや有料コンテンツなどでの収益化を図るとしている。
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