サムスンが、自社の折り曲げ可能なAMOLEDテクノロジにひっそりと命名した。製品がまもなく小売店の棚に並ぶことの兆候かもしれない。
同社が次世代の薄型ディスプレイに選んだ名前は「Youm」。このディスプレイは非常にしなやかなので、波形や弧状に折り曲げることができる。同社によると「壊れない」という。
米CNETは2011年のConsumer Electronics Showで同技術を目にしている。ディスプレイされていた4.5インチの画面は0.3mm未満の厚さで、感動的なWVGA(800x480ピクセル)の解像度を楽しめ、折り曲げが可能だった。
サムスンは、電子ブックリーダー、カメラ、ビデオチャットシステムへの使用を考えている。また同社は、拡張現実システムを使用してタブレット上に3Dイメージを表示することも考えている。
ただし、最初に量産化にこぎつけたのはLGのようだ。韓国の家電大手である同社は先週、量産を開始したことを発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」