「Instagram」は先週、写真におしゃれなエフェクトをかけるフィルタをあらゆるモバイル端末に提供すべく、躍起になっていたようだ。人気の「iPhone」アプリであったInstagramはまず、米国時間4月3日に待望の「Android」版としても公開され、すぐに100万件を超えるダウンロードを達成した。そして今度はそのAndroid版で、タブレットとWi-Fi端末対応のアップデートが公開された。
このニュースは、Instagramでは公開当初から今後もずっと「iOS」が優先されると考えてきたiOSユーザーにとっては残念な話である。時代は変わり、多くのアプリにとって、単一のOSのみで動作するというのは意味がなくなっている。
今回のアップデートでは、SDカードへのインストール対応というもう1つ主要なアップグレードがあるほか、いくつかのバグ修正が行われている。
Instagramにわくわくさせられているのは、Androidタブレットのユーザーのみではない。投資会社なども関心を寄せているようだ。All Things Dによれば、Instagramは新たな調達ラウンドで5000万ドル程度を調達できる可能性があるという。
これは「Windows Phone」版を開発するにも十分な額だろう、と想像してみるのも楽しい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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