Instagramがついに、同社アプリケーションの「Android」版をリリースした。
「Instagram」は2010年から存在するが、「iOS」端末に対してのみ提供されていた。Android版をまもなくリリースするという約束が繰り返し公表される中、Androidユーザーらは辛抱強く待ち続けてきた。
Android版Instagramは、3月に開催されたSouth by Southwest Interactiveにおいてリリースが示唆され、まもなくリリースされることは知られていたが、正確なリリース日は明らかになっていなかった。しかしその日はついにやってきた。
43万人以上ものAndroidユーザーが事前登録リストに名を連ねる中、Instagramが「Google Play」において提供開始された。同アプリケーションには、iOS版と同じ機能(チルトシフト/ぼかしを除く)と類似のユーザーインターフェースが提供されている。ユーザーは、友人の写真の閲覧、人気の高い写真の表示、自分自身の写真のアップロードといった期待どおりの機能が利用できる。
同アプリケーションには、3000万人もの登録ユーザーからなるコミュニティーがあり、投稿される写真は1日あたり500万枚以上にのぼる。そして、今回、Androidユーザーがこのコミュニティーに加わることになる。これまでに合計10億枚以上もの写真が、iOS端末のみからInstagramにアップロードされている。これにAndroid端末が加われば、この数がかなりのペースで増加することは間違いない。
Android版Instagramは、「Android 2.2」以降を搭載するスマートフォンに対応する。現時点ではタブレットはサポートされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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