あなたの目標がCIOになることであり、その目標に向けて人生を歩んでいく体制が既に整っているというのであれば、IT業界こそがあなたの進むべき道となるだろう。ただ、それは長い道のりになることを理解しておいてほしい。最初のうちは、プリンタまわりの問題への対処や、パスワードを忘れたユーザーとのやり取り、オフィススイートの問題解決など、地味な作業に愚痴をこぼしながら取り組む日々を過ごすことになるだろう。そういった作業をこなしていれば、そのうちにサーバ関連のより大きな仕事を行うようになるだろうし、いずれは部門の管理を任されるようになるかもしれない。そして最後に、夢のまた夢であったことが現実となり、自社のITにまつわるすべてを掌握できるようになるというわけだ。
「心臓が痛むんだ、エリザベス」というのは昔のコメディドラマのセリフだが、ストレスとはまさにそんな感じだ。ITとストレスは切っても切れない関係にあり、それらを分けて考えることなどできないのだ。このため、ストレスと上手に付き合うか、少なくとも対処できるようになる時が来るまで、忘れ去ることができなければならないわけである。ストレスはたっぷりある。正直なところ、IT業界における最大の肝を1つ挙げるとすれば、ストレス対処能力となる。ストレスは必ずあなたを襲い、大きな打撃を与えるため、ストレスに対処できなければならないのである。
いかがだっただろうか?まだIT業界でやって行こうと思っているだろうか?あなたは、ITにまつわる日々の難関を乗り越えるために必要なものを手中に収めているだろうか?検討するべきことは数多くある。あなたがすでにこの業界に身を置いており、上記の項目のいくつかが胸に突き刺さったというのであれば、なぜこの業界を選んでしまったのかと後悔しているのではないだろうか?もしもそうなのであれば、本記事を読んだことなど忘れるために、サーバ関連の仕事に戻り、Exchange Serverの移行を済ませ、バックアップが正しく取得されていることを確認し、エンドユーザーから緊急扱いとして挙げられてきている要求を5つほど処理することをお勧めする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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