あなたの天職はIT関連の仕事かも?--IT業界への適応度チェック10項目

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2012年04月10日 07時30分

 2012年3月27日公開の記事「あなたはIT関連の仕事に向いていないかも?--IT業界への不適応度チェック10項目」では、あなたがIT関連の仕事に向いていないかもしれない理由について、チェック項目を10個挙げて考察した。今回は逆に、あなたがIT関連の仕事に向いているかもしれない理由について考察する。

 上述の記事において筆者は、あなたがIT業界に足を踏み入れるべきではない、あるいはIT業界から足を洗うべき理由について執筆した。IT業界で仕事をするのは大変である(それでも多くの人々は自ら進んでその大変さを受け止めようとしている)。もしもあなたが、この業界に向いている性格やスキルを有しているかどうか確信できないというのであれば、以下のチェック項目に目を通すことでその答えを見出せるはずだ。

#1:根気がある

辛抱強さ

 IT業界で働くには相当の根気が必要になる。ダウンロードの終了やエンドユーザーからの回答、サーバの再起動、インストールの完了など、毎日何かを待ち続けることになる。また、あなたが何らかの問題を解決できるまで何日も、あるいは何週間もかかる場合がある。

 そういった根気がなければ、途中であきらめてしまい、結果として顧客を失うことになる。そして顧客が減れば、収入も減ることになる。つまり、根気のなさが収入の減少に直結するというわけだ。

#2:新たなことを学び続けるのが好きだ

 あなたがIT業界でやっていこうと考えているのであれば、この業界は絶えず進歩しているため、新たなことを学び続ける必要があるということを知っておかなければならない。講座を受講したり、独学で勉強したり、資格に挑戦することでスキルを磨いていく必要があるのだ。つまり、学習し続けるということがIT業界において宿命付けられているわけである。学習(特にテクノロジ関連)が好きなのであれば、ここはあなたにとって完璧な業界と言えるかもしれない。

#3:いつでもスケジュールを空けられる

 「どんなことがあっても」というモットーの意味を理解している人がいる一方で、理解していない人もいる。前者は、仕事の進捗が遅れ、個人的な予定に食い込むこともあり得るし、そのような場合には仕事を優先すべきであることをよく理解しているはずだ。あなたがそういった人間なのであれば、仕事が個人的な予定に大きく影響するという、IT業界では避けられない状況に直面しても、仕方がないと納得できるだろう。

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