「Advanced Task Killer」は、動作しているアプリをワンタップで終了させることができるタスク管理アプリだ。不要なアプリをこまめに終了させてメモリを開放することで、Android端末を快適に利用できるようになる。
アプリを立ち上げると、現在起動しているアプリの一覧が表示される。右端のチェックボックスにはすでにチェックが入った状態になっており、画面上部の「KILL selected apps」をタップするとこれらのアプリをまとめて終了させることができる。画面の上部には現在利用可能なメモリ量が表示されているので、不要なアプリを終了させることでどの程度の空きが確保されたのか、直感的にわかるようになっている。
不要アプリの終了は30分~4時間の範囲で定期的に実行できるほか、画面がオフになった時点で実行することも可能だ(スケジュール設定とは排他となる)。この自動終了(Auto Kill Level)は「Disable」「Safe」「Aggressive」「Crazy」の4段階を指定できるので、安全と思われるアプリだけを終了するのか、それとも多少のリスクを覚悟してなるべく多くのアプリを終わらせるのかを自由に選べる。
またリスト上でアプリ名をタップした際の挙動は設定画面から変更できたり、ホーム画面でアプリを表示する行の高さを変えて一画面にたくさんのアプリを表示するようにできたりと、カスタマイズ性にも優れている。画面が英語なのはややネックだが、分からなければ分からないなりに使えるという意味で、上級者はもちろん初心者にも使いやすいアプリといえる。
いっぽうで他のアプリと比べた場合、アプリごとのメモリ消費量が一覧に明示されていなかったり、デスクトップ上に配置するウィジェットを見ただけではメモリ消費量がわからないなど、細かい部分では見劣りする部分もなくはない。ともあれ無料で使えるのは大きなメリットなので、競合である「高級タスクマネージャ」などと使い比べて、フィーリングを確かめるとよいだろう。
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