Androidで写真や動画の閲覧・選択をするには通常、標準で用意されている「ギャラリー」というアプリケーションを使っていることだろう。だが実は、このギャラリーを使うよりも快適に、写真や動画を閲覧できるようにする方法がある。それは、「QuickPic」というアプリを使うことだ。
QuickPicは、SDカード内にある画像や動画などをピックアップして、閲覧しやすくするアプリ。単にフォルダから画像や動画を選んで表示するだけでなく、それらを共有したり、写真のスライドショーを再生したり、画像のサイズ変更や切り取りといった簡単な加工をしたりもできる。またインテント機能により、画像選択する際にQuickPicを選択することも可能であることから、機能的にもギャラリーと置き換えての利用が可能だ。
一見するとギャラリーと内容的に違いがないように見えるが、QuickPicには何と言っても、表示が非常に速いという特徴が備わっている。ギャラリーでは画像や動画の数が多かったり、画像のサイズが大きかったりすると、サムネイルや画像自体の表示に時間がかかってしまい、ストレスがたまることも少なからずある。だがQuickPicを使えば、SDカード内の写真や動画をスピーディーに読み込んで即座に表示してくれるので、操作していてストレスを感じることないのだ。
QuickPicには他にも、ファイルのコピーや日付の修正、ソート順の変更など、ギャラリーには搭載されていないさまざまな機能が搭載されている。そうした中でも便利なのが、画像フォルダの一覧画面に、指定したフォルダを表示させないようにする「隠しフォルダ」という機能。これを使えば、他のアプリで使用している画像など、一覧に表示すると画像選択の邪魔になってしまうフォルダを非表示にできる。さらに隠しフォルダとして設定したフォルダは、指定のパスワードを入力しないと表示できないよう設定することも可能なので、人に見せたくないプライベートな写真などをまとめて隠しておくのにも役立つだろう。
機能的に見れば割とシンプルなQuickPicだが、そのスピーディーな動作は、スマートフォン操作を快適にし、ストレスを軽減する上で大きな存在になるといえる。特に、2年縛りの影響などで比較的古い機種を使っている人などは、このアプリを導入することで、画像関連の操作で大幅な改善が望める可能性が高いといえよう。
>>「QuickPic」のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス