ソニー、「Xperia」2011年モデルを「Android 4.0」にアップデートへ

Scott Webster (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年04月02日 10時38分

 ソニーは米国時間3月30日、同社の「Xperia」スマートフォン2011年モデルにおける「Android 4.0」(開発コード名「Ice Cream Sandwich」)へのアップデートを4月半ばから開始する計画だと発表した。

 Android 4.0が利用可能になる最初のモデルは「Xperia arc S」「Xperia neo V」「Xperia ray」になる予定だ。これらのアップデートは公開完了までに4~6週間ほどかかるとみられ、市場や通信事業者によって異なる。

 それから少し間を置いて5月末から6月初めにかけて、「Xperia arc」「Xperia PLAY」「Xperia neo」「Xperia active」など残りのモデルにAndroid 4.0を展開する予定だ。ソニーの新しい「Xperia S」がアップグレードされるのは今春遅くになる予定だが、同社は近く追加情報を公開すると約束している。

 Android 4.0は場合によってハードウェアに大きく依存することから、ソニーは一部の同社製携帯端末でパフォーマンスに悪影響が生じる可能性があるとユーザーに注意を呼び掛けている。ソニーのブログによると、このアップデートは「PC Companion」および「Bridge for Mac」アプリケーションを通じてのみダウンロード可能になる予定で、無線(3Gや4GまたはWi-Fi)経由でのダウンロードには対応しないという。さらに、消費者がアップデートの通知やリクエストを目にすることは一切なく、アップデートはユーザー自身の責任でということになる。

 「PlayStation Phone」(Xperia PLAY)をすでにアンロックした開発者やハッカーは、Android 4.0ビルドを試せるようになった。すべてのベータ版と同様、狙いはフィードバックやバグのテストで、今回も例外ではない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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