苦境に陥っているカナダのスマートフォンベンダー、Research In Motion(RIM)の決算は精彩を欠いたものになるとウォール街は予想していたが、実際その通りだった。
RIMは現地時間3月29日、2012会計年度第4四半期(3月3日締め)の決算を発表した。損失が1億2500万ドル(1株あたり24セント)となり、前年同期の利益9億3400万ドル(1株あたり1.78ドル)から一転して赤字に陥った。特別費目を除外した調整後の利益は4億1800万ドル(1株あたり80セント)となっている。
売り上げは前年同期比で25%減少し42億ドルだった。
Thomson Reutersがまとめた予想では、アナリスト平均で売り上げを45億4000万ドル、1株あたりの利益を81セントと見込んでいた。
RIMが抱える最大の問題は「BlackBerry」スマートフォンの出荷台数が大幅に落ち込んだことだ。第4四半期の出荷台数は1110万台で、前年同期から80%近く減少している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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