Research in Motion(RIM)はカナダの現地時間6月16日、2012会計年度第1四半期決算を発表した。同社は4月28日に同四半期の見通しを引き下げていたが、それでもまだ売上目標を数億ドル下回った。同社は第2四半期にレイオフを開始すると発表した。
RIMの2012会計年度第1四半期の売り上げは49億ドルで、前四半期の56億ドルから12%減少したが、前年同期の42億ドルからは16%増加した。利益は6億9500万ドル(1株あたり1.33ドル)だった。
アナリストらは、売り上げを51億5000万ドル、利益を1株あたり1.32ドルと予想していた。この予想は、売り上げが52~56億ドル、利益が1株あたり1.30~1.37ドルという、RIMの修正後の業績見通しに基づいていた。
誰もが関心を抱いていた出荷台数は、RIMによると「BlackBerry」スマートフォンが約1320万台、「BlackBerry PlayBook」タブレットが約50万台だったという。
RIMはプレスリリースで、レイオフは「第2四半期に」始まり、「そのメリットは主に第3四半期以降の決算に影響を及ぼす」見込みだと述べている。目標とする削減人数は明らかにしていない。
RIMは、2012年度第2四半期の売り上げの見通しを42~48億ドルとしている。また、同四半期のBlackBerryの販売台数を1100~1250万台と見ている。比較的低い数字になっているのは、新しい「BlackBerry 7」ベースの携帯電話が同四半期末まで発売されないためだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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