技術新興企業を取り巻く環境に、劇的な変化がもたらされようとしている。
シリコンバレーの起業家や投資家に適用される規則を定める新しい法案「JOBS Act」が、Barack Obama米大統領に送られることとなった。Obama大統領は同法案に署名する見通しである。
JOBS Actは米国時間3月27日、米下院において380対41で可決された。同法案の審議過程全体を通して超党派の支持が得られており、その支持は、政府による厳格な監視が弱まることで投資詐欺の増加という予期せぬ問題につながる恐れがあるという懸念の打開に寄与した。
同法案は、資金を調達しようとする新興企業が、規制上の煩雑な手続きを回避できるようにすることなどを目的とする。JOBSは、「Jumpstart Our Business Startups」の頭字語である。
米上院は先週、同法案を73対26で可決した。新興企業の支援を目的として提出されたより小さな複数の法案を包含する同法案の最終版には、小規模企業がより容易に株式を公開できるようにするための条項が含まれている。その他に、企業は、インターネットを介して小口投資家からの投資を受ける「クラウドファンディング」を利用できるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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