「Pinterest」、6日間使って分かった6つのこと - (page 2)

Sree Sreenivasan  (Special to CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年03月26日 07時30分
  1. Pinterestは、オンライン上で公開されている掲示板、または冷蔵庫のドアだ。Jay Bakshi氏は筆者のFacebookのウォールに、「Pinterestを使っていると、母親の冷蔵庫のドアを思い出す。それがオンライン上にあって、誰でも母のキッチンを見ることができるようなものだ」と書き込んでいる。Bakshi氏の意見は的を射ていると思う。
  2. Pinterestは病みつきになる。写真の投稿や「Repin」(リピン、Facebookでの「シェア」や、Twitterの「リツイート」にあたる)が極めて簡単なため、ついやめられなくなってしまう。Pinterestに中毒性があることは、Washington PostのコラムニストのPetula Dvorak氏@petulad)が如実に表現しており、同氏はそれを「女性のためのデジタルコカイン」と呼んでいる。
  3. Pinterestは、Facebookとは全く違う。Wall Street Journal(WSJ)のグラフィックス部門のPinterestページとTwitterページを運営しているRubina Madan Fillion氏(@rubinafillion)は、筆者のFacebookウォールに、「Pinterestはほかのいくつかのソーシャルネットワークと比べて、『いつまでも新鮮さが保たれる』サービスだと思う。いったん何かをピン付けすると、長い間表示される。わたしはジャーナリストとして、数日後、あるいは数週間後まで興味が続くようなものをピン付けすることにしている。これはTwitterやFacebookでは必ずしも当てはまらない。これらのサービスはもっと瞬間的なものだ」と書いている。WSJグラフィックス部門のPinterestボードはここで見ることができる。Fillion氏は筆者に、同部門のTwitterアカウントの方がはるかに多くのグラフィックスを共有していると語った。また、Robert Anthony氏(@NewYorkBob)は筆者のFacebookウォールに次のように書いている。「Pinterestは、古いブログ記事に新規のサイト閲覧者を誘導するのに便利だと分かった。数カ月前に記事で取り上げた製品が今も人気なら、Pinterestに写真や動画のリンクを投稿することで、新しい閲覧者を数多く引き入れることができる。その数は最初の記事投稿時より多くなることもある。ツイートしすぎない方が良いのと同じで、ピン付けしすぎない方がいい。自分のボードを毎日ピンでいっぱいにしている人のフォローは、すぐに解除することにしている」(Anthony氏)。同氏には感謝したい。Pinterestを使っている男性が筆者だけではないと分かったのはうれしいことだ。Anthony氏のページはこちらだ。
  4. Pinterestの外観は素晴らしい。ソーシャルネットワーキングツールに興味がないようなファッション通の女性(そして男性)が、Pinterestに押し寄せているのも不思議ではない。そのルックアンドフィールや色使い、ユーザーインターフェースが一体となって、このサイトをポップな作りにしている。
  5. Pinterestは招待を受けるのが簡単だ。メンバーにならなくても、このサービスをあちこちクリックしてまわれるが、本格的に使うにはメンバーになる必要がある。それには、Pinterestのサイトに行って、招待をリクエストするだけでいい。招待まであまりにも時間がかかるようなら、自分のFacebookでリクエストしてみるといい。おそらく誰かが(あるいはたくさんの誰かが)招待してくれるだろう。
  6. Pinterestは万人向きではない。評判をいろいろ聞いたから、あるいは一部の人々に受け入れられたからといって、すべての人が焦ってPinterestを使おうとする必要はない。自分にとってのPinterestの具体的な用途があると分かったら、もちろん使えばよい。しかしそうでなければ、筆者があらゆるテクノロジについて習慣としているように、「早めに試して、後から採用する」ことをお勧めする。

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