米国時間2月24日夜に公開されたVentureBeatの記事によると、写真共有サイトのFlickrは、著作権のある画像や保護されている画像が掲載されたすべてのFlickrページに、Pinterestが提供を開始したオプトアウト用コードを追加したという。
この動きについて、米Yahoo傘下のFlickrに電子メールで確認を求めたが、今のところ回答は得られていない(原稿執筆時点)。だが、同サイトはVentureBeatに対し、当該コードが追加されるのは、すべての「非公開または安全でないページに加えて、会員がFlickrコンテンツの共有を無効にしている場合」だと述べたと報じられている。「つまり、『安全』で『一般に公開』されており、共有ボタンを有効にしているコンテンツだけがPinterestにピンできる」という。
今なお限定的なベータ段階にある仮想ピンボードサイトのPinterestは、急成長を遂げた。そしてこの成長に伴い、著作権の侵害に関する懸念が浮上している。そのためPinterestは先ごろ、ピンで共有しようとするユーザーに対して「このサイトはPinterestへのピンを許可していません。ご質問があればサイトオーナーへご連絡ください。訪問に感謝します!」というメッセージを表示するオプトアウト用コードを公開した。
Pinterestの基本的な仕組みは、住宅の内装、衣料品、食品など、ユーザーがウェブで見つけた画像を収集して整理し、共有する、というものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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