デジタルクリエイティブソリューション企業のAdobe Systemsは、堅調だった2011年第4四半期の決算の後で、高い期待が寄せられていた。同社が米国時間3月19日に行った決算発表は、ウォール街の予想とほぼ同じであり、驚きはないものの期待を裏切るというほどでもなかった。
Adobeは2012年第1四半期(3月2日締め)決算で、純利益は1億8520万ドル(1株あたり37セント)だったと報告した(報道資料)。非GAAPベースでの売り上げは10億4500万ドルで、1株あたり利益は57セントでだった。
ウォール街による第1四半期の予想は、売り上げが10億5000万ドルで、1株あたりの利益が57ドルというものだった。
前述の10億4500万ドルの売り上げには、2012年1月に完了したEfficient Frontierの買収からもたらされた売り上げ960万ドルも含まれている。
Adobeは2012年第2四半期の見通しについて、売り上げが10億9000万~11億4000万ドル、非GAAPベースの利益が1株あたり57~61セントと予想している。
2012年全体については、Adobeはこれまで年間売上の4~6%の増加を狙っていたが、6~8%の増加を目指すという。また、非GAAPベースの利益は2.38~2.48ドルと予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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