Adobe Systemsが第4四半期決算を発表した。売上高は前年同期比14%増の11億5200万ドル、純利益はGAAPベースで1億7370万ドル(希薄化後1株あたり利益は35セント)、非GAAPベースで薄化後1株あたり利益が67セントだった。ウォール街では、売上高10億8600万ドル、1株あたりの利益は60セントと予測していた。
Adobeは、10億7500万ドルから11億2500万ドルの売り上げを事前に予想していた。
2011年の通期決算では、Adobeは前年同期比11%増となる42億1600万ドルの売り上げを達成した。これは、同社が目標としていた10%増という数値を上回るものとなった。
会計年度2011年のGAAPベース希薄化後1株あたり利益は1.65ドル(2010年度は1.47ドル)で、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は2.35ドル(2010年は1.93ドル)だった。
Adobeの最高経営責任者(CEO)兼社長のShantanu Narayen氏は、「第4四半期および2011年度におけるAdobeの記録的な業績は、デジタルメディアとデジタルマーケティングの事業における力強いパフォーマンスによるものだ。われわれは、好調な売り上げと利益の成長をもたらすこれら2つの大きな領域で市場のリーダーになるつもりだ」と説明した。
業績見通しについてAdobeは、2012年第1四半期末までの売り上げを10億2500万ドルから10億7500万ドル、非GAAPベースの利益を1株あたり54~59セントと予測している。
2012年度については、Adobeは年間4~6%の成長を目標にしており、1株あたり利益は、GAAPベースで1.70~1.83ドル、非GAAPベースで2.37~2.47ドルを予測している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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