米Adobe Systemsは12月1日、広告管理ツールを提供するEfficient Frontierの買収を発表した。Efficient Frontierの事業は、マーケティング施策の展開と効果分析、改善、最適化を自動化するAdobe Digital Marketing Suiteに追加される。
Adobeは既にSearchCenter+でFacebook広告管理機能を提供しているが、Efficient Frontierの買収により、同社の最適化アルゴリズムの利用など、新たな管理機能を獲得することになる。加えて、SearchCenter+で提供している検索連動型広告の入札機能を補完するポートフォリオ最適化システムも追加されるという。
また、Adobe SocialAnalyticsにソーシャルマーケティング用のエンゲージメントプラットフォームを統合、ソーシャルウェブでのブランドのプレゼンス構築、管理、監視、測定を支援するソリューションとサービスを提供する。そのほか、ディスプレイ広告やマルチチャネルマーケティングの自動化を支援する機能などが、Adobe Digital Marketing Suiteに追加されるという。
買収はAdobeの2012会計年度第1四半期中に完了する見込み。買収金額は公開されていない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」