Appleは米国時間3月9日、新型「iPad」のオンラインによる先行予約販売の初回入荷分を完売した。
米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、スイス、日本、香港、シンガポール、オーストラリアでは、これ以降Appleのオンラインストアで同製品を予約購入したい場合、地域によって異なるが、新型iPadが届くまで少し待たされることになる。米国の場合、オンラインで注文したiPadを受け取れるのは、実店舗での発売日である3月16日から3日後だ。欧州の大半の国および日本では、新規予約分の出荷が2週間ないし3週間ほど遅れる。
Appleの担当者は、米CNETに対して次のように説明した。「新しいiPadに対する顧客の反応が非常に大きく、先行予約販売用に用意した分は売り切れた。オンラインで注文することは引き続き可能で、その場合には出荷予定日を通知している。3月16日の金曜日から、新型iPadはApple直営店およびApple製品取扱販売店でも先着順で販売する」
供給に制限がある状態のようだが、3月23日からはさらに26カ国で同製品が販売される予定で、これまでで最速の製品展開になると同社は述べている。
Apple は直営店および取扱販売店向けに発売日分の在庫を確保しておくのがこれまでのやり方だ。たとえば「iPhone 4S」を発売したときには、オンラインでの注文は販売開始から1日もたたないうちに売り切れとなったが、サンフランシスコにある同社の直営店では、手持ちの在庫分を特別に販売し、初日を狙って行列を作った数百人の購入者をうまくさばいた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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