Appleは米国時間3月7日に「新しいiPad」を発表したが、この端末が搭載するRAMの容量には触れなかった。だが、この情報を入手したという新たな報道がある。
The Vergeが情報筋の話として伝えたところでは、Appleの新しいiPadは1GバイトのRAMを搭載するという。現時点でAppleはこれを明言していないが、筋は通っている。初代iPadは256MバイトのRAMを備えていた。「iPad 2」ではRAM容量を512Mバイトに増強した。こうした前例が参考になるとすれば、今回の新しいiPadは1GバイトのRAMを搭載するはずだ。
新しいiPadのRAM容量が1Gバイトなら、iPad 2を上回るだけでなく、Appleの最新端末「iPhone 4S」が備えているRAMの2倍の容量を搭載することになる。
RAMに加えて、Appleがサンフランシスコで3月7日開催のイベントで発表した新しいiPadでは、「Retina Display」や「A5X」プロセッサの搭載、カメラの強化など多くの改良が施されている。新しいiPadは3月16日に発売の予定で、16Gバイト版、32Gバイト版、64Gバイト版が提供される。価格はWi-Fiのみ対応するモデルが499ドルから、Wi-Fiに加えてLTEにも対応するモデルが629ドルからとなっている。
米CNETはThe Vergeの報道についてAppleにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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