ブラビオは3月2日、クラウド系ビジネスのプロダクトおよびマーケティング活動を支援するレーベル「Cross Jam」を立ち上げたと発表した。第1弾として、同日にサイボウズスタートアップスが開始したクラウドタスク管理サービス「ToDous」を共同プロデュースしている。
ブラビオでは、数多くのITサービスがリリースされる一方で、短期で黒字化できるサービスが少ない現状があることから、「これらのサービスが手薄になりがちな『より受け入れられるプロダクトデザイン』や『プロモーション』など、クラウドサービスのリリースにとって最も重要である総合的なプロデュースを行う」としている。
サイボウズでグループウェア「サイボウズ ガルーン」のスタートアップに携わり、現在Cross Jamのプロダクトデザイナーを担当するブラビオ取締役COOの町田拓也氏は、「日本のIT業界は他の業界と比べると遅れている。Cross Jamではそこを壊していきたい。本来、Cross Jamとサイボウズスタートアップスは競合しているが、シンパシーを感じるところがあれば、企業の枠に捕らわれずサービスを楽しくしていきたい」と意気込みを語る。
今後は、3月にプロジェクト管理のクラウドサービス「ブラビオ・プロジェクト 2.0」を提供するほか、4月にはウェブプロデューサー向けのモップアップ作成ツールを、7月には中小企業向けの「かんたんワークフロー」サービスを提供する予定としている。
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