ビデオリサーチインタラクティブは2月28日、スマートフォンコンテンツの利用状況に関する調査「SmartPhone Contents Report vol.02」の予備調査結果を発表した。予備調査によると、15~69歳のPCネットユーザーがスマートフォンを個人的に所有する割合は、前回調査(2011年8月)に比べ8.2ポイント増加の27.0%だった。
男女別での所有率をみると、男性が32.0%、女性が21.8%で、それぞれ所有率は伸びているものの、前回調査同様10ポイント程度の差があることがわかった。年齢別では、男女とも20代を中心に所有率が高く、20代男性で48.3%、20代女性で42.5%だった。
一方、フィーチャーフォンの個人所有率は全体で68.4%となり、前回調査から5.3ポイント減少。特に男女20代での減少幅が大きく、スマートフォンへの乗り換えが急速に進んでいる状況がうかがえる結果となった。スマートフォンとフィーチャーフォンのいわゆる“2台持ち”率は全体では7.2%、スマートフォン所有率の最も高い20代男性では14.0%だった。
「iPad 2」に代表されるタブレット端末の所有率は全体で6.8%と、前回調査より2.3ポイント増加。20~40代の男性では、所有率は2ケタに達した。スマートフォン所有者では15.4%となった。
予備調査は、SmartPhone Contents Report vol.02の調査対象として、スマートフォン所有者4000サンプルを抽出するために行われたもので、2月9~13日に全国の15~69歳のPCネットユーザー2万4608人を対象に実施された。
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