日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2月22日、質感などにこだわったウルトラブック「HP ENVY14 SPECTRE(スペクトル)」を3月中旬に発売すると発表した。
スペクトルは「見る」を意味するラテン語を語源とし、「目を見張るような美しさを表現した特別な名前」という。天板やパームレスト、タッチパッドなどに剛性のガラス素材を採用。傷に強く神秘的なデザインを特長とする。
昨今のPCについて、「機能や性能も大事。価格も大事な要素。だがそれだけだとおもしろくない。PCをこだわりを持って、自分を表現する位置付けに引き上げられないかと考えた」(日本HP 取締役 副社長執行役員 パーソナルシステム事業統括の岡隆史氏)とし、その1つの答えがHP ENVY14 SPECTREだという。
「今年はウルトラブック元年」と岡氏は言う。ウルトラブックは、インテルが提唱する超薄型ノートPCだ。高性能、応答性、長時間のバッテリ駆動などを特長としており、各社からさまざまなウルトラブックが発売されている。
発表会にはインテル取締役 副社長の宗像義恵氏も登場し、「ウルトラブックは新しいマーケットを活性化させるための起爆剤。一過性のものじゃなく進化していくPCのカテゴリ。ぜひ期待していただきたい」と語った。
岡氏は「ウルトラブックはPC業界の中で一番盛り上がる製品。世界でナンバーワンのシェアを守っていく中で、この分野で勝てなければHPがなくなってしまう」とし、今後もウルトラブックに力を入れていくとした。
CMには引き続きAKB48を起用。「Love PCエバンジェリスト from AKB48」として、前田敦子さん、篠田麻里子さん、小嶋陽菜さん、板野友美さん、光宗薫さんの5人が決定しており、今後順次拡大していくとしている。
まずは前田敦子さんが「もしもわたしがパソコンだったら……」というテーマでCMを展開。「どうしてもこのコがいい!」とこだわって選んで欲しいとアピールする。CMの曲を手がけたのはギタリストのChar氏だ。
今後は「いいね」ボタンを搭載したプロモーション用のトレーラーを用意し、各地でアピールしていく。ボタンを押した人には、割引きチケットなどがでてくることもあるとしている。
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