今後のウルトラブックへの搭載が期待されるIntelの次世代チップ「Ivy Bridge」(開発コード名)に遅れが生じる、とアジアで報道されている。
Ivy Bridgeプロセッサ出荷時期の遅れを報じているのは、端末メーカーの懸念を代弁することが多いDigiTimesだ。こうした懸念は事実に即している場合もあるが、単なる意見にすぎないこともそれと同じくらい多い。
とはいえ重要なのは、Ivy Bridgeの大量出荷が「6月以降」という点だ。DigiTimesは情報筋の言葉を引用し、「世界経済の低迷により、大手ノートPCベンダーは『Sandy Bridge』搭載ノートPCの在庫減らしに苦労している」と報じた。
「少量の」Ivy Bridgeプロセッサは予定通り4月に出荷される、とDigiTimesは付け加えている。
DigiTimesはさらに、「Microsoftが『Windows 8』をリリースする」9月までPCの買い換えサイクルは本格化しないと述べている。
DigiTimesは不吉にも、(Windows 8がリリースされるまで)2012年の最初の3四半期はノートPC業界にとって「暗黒時代」になる、としている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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