「Photoshop」製品マネージャーのZorana Gee氏によると、「Photoshop CS6」に、デザイナーが長い間求めていた「簡単に破線や点線を追加する機能」が追加される。
Gee氏は、公開予定のPhotoshop CS6の機能についての簡単な説明動画を2月上旬にYoutubeに投稿した。以前にも2つの動画で、新しいゆがみ処理の高速化機能や、色が濃くなったインターフェース、バックグラウンド保存機能、新しいRAW画像の加工機能を公開している。
この破線や点線などの機能の特長は、ワンクリックで線のスタイルを変えられることである、とAdobe Systemsは述べている。さらに線の傾斜の量や色の効果も利用できる。Adobeは、CS6でこの機能を約束してはいないが、2012年の上半期中に新バージョンが公開予定であり、興味をひくために、これまでのバージョンでも公開予定のこの機能について触れてきた。
この新バージョンでの線の変化はPhotoshopにとって「ベクトル画像を改善する取り組み」の一環である。ベクトル画像は、サイズを変えても画質を落とさずに変形することができる数学的な構造である。Photoshopは主に、さまざまな色素の画素の集合で構成されるビットマップ画像の加工に利用されている。
Adobeの純粋なベクトル画像デザイン用のソフトウェアは「Illustrator」であり、IllustratorとPhotoshopでは、重複している部分もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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