AllThingsDは米国時間2月9日、Appleが、2012年3月第1週にイベントを開催し、次期「iPad」を発表するかもしれないと報じた。
同社は、サンフランシスコで開催される独自のイベントにおいて、絶大な人気を誇るタブレットiPadの最新版を発表すると思われると同記事は報じている。
3月を発表時期とする報道は今回が初めてではないが、AllThingsDは、この件を報じるサイトの中では信頼できるサイトの1つである。
「iPad 3」という名称になるのではと言われている次期iPadによって、Appleは第1世代および第2世代のiPadの勢いを維持したいと考えている。「iPad 2」は2011年3月に発売され、好調な売れ行きを見せた。競合製品が多数登場する中で、Appleは2011年のタブレット市場において支配的な地位を維持し続けた。
しかし、2012年には、より多くの競合製品との競争が待ち受けている。特に、AmazonやASUSなどが提供する低価格タブレットである。
次期iPadは、デザインはiPad 2に似ているが、より高速なチップと改良されたグラフィックスプロセッサが搭載されており、解像度が高くなっていると、AllThingsDは複数の匿名の情報筋の話として報じている。同タブレットには、2048×1536の「Retina」ディスプレイも搭載され、ピクセル密度が「iPhone 4」や「iPhone 4S」並みとなっている可能性もある。
iPad 2は2011年、発表の1週間後に発売開始された。2012年3月にもそれと同じことが起こるかもしれない。
Apple関係者にコメントを求めたが、回答を直ちに得ることはできなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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