キヤノンは2月7日、光学20倍ズームや防水性の高いタフモデルなどのコンパクトデジタルカメラ「PowerShot」シリーズ6機種を、3月上旬より順次発売すると発表した。
「PowerShot G1 X」は、有効画素数約1430万画素の1.5型CMOSセンサや高性能映像エンジン「DIGIC 5」の採用により、同社製コンパクトデジタルカメラ史上で最高の画質を実現したというフラッグシップモデル。最高ISO12800の高感度撮影、より広いダイナミックレンジによる自然で滑らかな階調表現など、その画質はデジタル一眼レフカメラにも迫るという。
新設計となる28〜112mm相当の光学4倍ズームレンズ、優れた操作性、14ビット信号処理によるRAWデータ記録、EOSシリーズ用アクセサリへの対応も特徴となっている。発売日は3月上旬で、同社直販サイトでの価格は7万4980円。
「PowerShot SX260 HS」は、コンパクトボディに光学20倍ズームやGPS機能を備えたモデル。有効画素数約1210万画素のCMOSセンサや3.0型液晶、機能面では「個人認証」搭載で58シーンに進化した「こだわりオート」、シーンに合わせてブレを抑える「マルチシーンIS」なども搭載している。発売日は3月上旬で、同社直販サイトでの価格は3万4980円だ。
そのほかのラインアップとしては、10m防水、1.5m耐衝撃、耐寒−10度、防塵性能を備えたアウトドアモデル「PowerShot D20」が5月中旬発売で3万4980円。2種類のサポートボタンや3.0型タッチパネル液晶搭載で初心者にも使いやすい「PowerShot A3400 IS」が3月上旬発売で1万7980円。光学5倍ズームやサポートボタンを搭載した「PowerShot A2300」が3月上旬発売で1万2980円。単3形乾電池に対応したエントリモデル「PowerShot A810」が4月上旬発売で1万2980円となっている。
なお、同日、キヤノンはPowerShotシリーズほか「IXYシリーズ」4機種を発表している。
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