ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ(SDNA)は写真のレーティング機能を支援するAndroidアプリ「picture rater」の提供を開始した。picture raterは、写真やビデオ映像を整理できるアプリ「picture manager(230円)」の所有者を対象にしたもので、Android Marketから無料でダウンロードできる。
picture managerには、もともと写真やビデオに5段階でレーティングを付けられる機能があり、たとえば星5つの写真だけをまとめて表示して本当にお気に入りの写真だけを楽しむことができる。一方で、星を付ける作業は一手間かかるため、思ったほど使われていないという現状もあったという。
そこで、今回のpicture raterでは、ランダムに表示される2枚の写真の中から好みの1枚を選択するだけでレーティングができるようにした。独自アルゴリズムにより、少ない選択回数で自然な重み付けになるように設定されており、未採点の写真と既に高いレーティングが設定されている写真が出た場合、未採点の写真を選択すると通常に比べて高いレーティングが設定されるという。また、「これだ!」というお気に入りの写真が出たら連打すると、レーティングが大幅にアップするなどゲーム的要素も取り入れた。「1枚の写真を見て悩むのではなく、楽しくぽんぽんとやっていってほしい」という。
また、picture raterの発売に伴い、picture managerもバージョンアップされている。ドラッグ&ドロップでのフォルダ移動やラベル付け、レーティングなどが行えるようになったほか、「特大」のサムネイルサイズが追加された。また、サムネイルの読み込み時間の改善や設定の保存機能など、ユーザーから寄せられた声をもとに、より使いやすくしたとしている。
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