The Walt Disney Companyは、2012年3月に株主総会を開いて取締役の再任投票を行う予定だが、故Steve Jobs氏の妻や信託の代表者が候補者名簿に載ることはないと、Reutersが報じている。Jobs氏の信託はDisneyの筆頭株主であるという事実にもかかわらずだ。
Jobs氏は、Pixar Animation Studiosを2006年にDisneyへ売却して以来Disneyの取締役を務めており、同社の筆頭株主でもあった。Jobs氏はDisneyのデジタル時代への移行を支えてきたと、Reutersは伝えている。
Disneyが米国時間1月20日に提出したとしてReutersが引用している委任状によると、Steven P. Jobs TrustはDisneyの普通株の7.7%にあたる約1億3730万株を保有しているという。この委任状にはまた、Jobs氏が自ら要望していた通り、Disneyの取締役としての報酬を一切受け取らなかった旨も記されている。
Disneyは委任状の提出に際して、現在の取締役11人のうち10人が再任のための投票に臨む予定だと述べており、この中にはFacebookの最高執行責任者(COO)であるSheryl Sandberg氏やDisneyの最高経営責任者(CEO)であるRobert Iger氏が含まれる。取締役会会長を務めるJohn Pepper Jr.氏は、2012年3月13日に予定されている年次総会で取締役を辞任する意向を2011年に明らかにした。会長職はIger氏が引き継ぐとみられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス