教科書出版社McGraw-Hillの最高経営責任者(CEO)であるTerry McGraw氏は、米国時間1月19日に行われたAppleの「iBooks 2」発表に関するAllThingsDとのインタビューで、Appleのデジタル教科書への新しい取り組みはSteve Jobs氏の発案によるものだと語った。
「2011年6月、わたしはSteve Jobsとともに、ベンチマークやわれわれが一緒にしようとしていることについて話していた。iBooks 2は彼の構想であり、彼のアイデアだった。そしてすべてが『iPad』に関係していた」(McGraw氏)
iBooks 2や、刷新された「iTunes U」は、Appleに大成功をもたらすかもしれない。19日の発表より以前は、大手教科書出版社のいずれも、電子版を本格的に受け入れてこなかった。しかし現在はそうではない。Appleはこの利益の多い市場を独占できる可能性がある。
AllThingsDのPeter Kafka氏に、他のプラットフォームにデジタル教科書を提供するつもりはあるかと尋ねられたMcGraw氏は、その質問には直接答えず、Jobs氏とAppleは「このパーソナライズされた学習プラットフォームに関して、どの企業よりも多くのことを手がけた」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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